中村嶺亜に感じるロックスピリット

日本のロック史に残る名曲ですよね。

はじめてMVを見た時には頭ぶん殴られた気がしたものです。

パンクとかロックってこう、内から沸々と湧き上がる情熱だったり情念だったりと鬱屈とした気持ちが混ざり合って爆発したような、パワーに満ち溢れた音楽だと思うんですけど…なんかこう、どれも聴いてると

「ねぇ、僕に気付いてよ」

って言われてる感じがするんです。

やっぱりマイノリティではない何かを抱えて言葉だけじゃ、演奏だけじゃ表現しきれない何かをバンドとして魂ぶつけ合って発散しているわけで

なんかね、それを感じてしまうんですよ

中村嶺亜さんにも。

彼はご両親の影響もあって幼い頃からロックに慣れ親しんできたと、インタビューでも度々語ってくれています。

両親がロックが好きで、童謡かわりにリンキン・パークやニルヴァーナ、ELLE GARDENさん、ハイスタ(Hi-STANDARD)さんなどを車で流していたので、そういう音楽に心地よさを感じるようになっていきました。

(ＭＧ［エムジー］2021.5 No.５)

本当に彼のご両親世代の音楽なので、80年代半ば生まれの自分達もバンドでコピーして演奏してきたラインナップ。読んだ時はあまりにリアルで結構びっくりしました。

持論ですが、聞いてきた音楽とか本とか経験してきたことってそれが血となり骨となり魂に宿るんですよ。

だからわたしが沼落ちした時に中村嶺亜さんに感じたものって、キラキラアイドルの中に宿ったロックスピリットだったんだなぁって。

なんかふと腹落ちしたので書いてみました。

サムダマ、あとちょっとで100万回再生ですね！！！！！

本日はこんぴの木曜日♡

更新までにさむちゅをいま一度！